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『前向きな歌』

前向きな歌
を、
後ろ向いて歌ってみる。

なんだかあほらしくなったので
今度は

後ろ向きな歌
を、
前向いて
めっちゃ笑いながら
歌ってやろうと思う。


05.1.31
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by basketworm | 2005-01-31 16:49 | ココロ

『過ぎ去りし未来』

振り返ると それは セピア色で
確かに経験し 感じ 動作をともなっていたはずなのに
どういうわけか 今となっては それは動こうとしない
連続写真の一枚のように頑固に

夏の胸の高鳴り
秋の落葉のひとつひとつ
冬の白い結晶
春のやわらかな陽射し

そのほとんどが 優しく
なかには スルドく 冷たいものもあって
けれど その色はみんな セピアで
ぱたぱたと音をたてて めくれてゆく
かわいた 懐かしい 寂しい音をたてて めくれてゆく

どんなに手をのばしても
どんなに目を見開いても
時間とともに それは遠く離れてゆく

成長し 夢を捨て 将来を選び つくり笑いの回数が増えるにつれ
記憶の写真の枚数も増え
心の何割かが それに埋め尽くされる
これからしようとする動作や 言おうとする言葉にまで それは色濃くかかわって
もはや それなしにはこれからを生きることはできない

セピア色の写真を抱え
そして セピア色の眼鏡をかけて眺める世界
結局 時間や場所や状況 関係する人は違っても
瞬間は繰り返される
挫折の後にある 輝かしい栄光
そしてその裏に息をひそめる絶望

今までの経験 それは無駄じゃない
愛すべき過去
過ぎ去りし未来
未来に大いなる希望を抱くことは 過去に期待するのと同じ
変わりはしない 結局同じこと

セピア色の未来 優しい未来
愛すべき 未来



00.1.9
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by basketworm | 2005-01-31 03:02 | ココロノヒキダシ

『あうあうあー』

イヤホン耳にあてて
大音量でパンク聴いて
あぁ、むこうはたのしそうだな なんて思いながら
無音の窓の外を眺める

寒さと乾燥でひび割れたクチビルでは
うまく喋れなくて
口ずさむ歌も サビまでたどり着けなくて
叫ぶこともままならず

低く垂れ込めた雲から降るのは
雨でも雪でもなく
べたついた何かを垂れ流してる

イヤホンの音が消えると
こっちの世界が おかえりって言うから
ただいまってつぶやいて足をなげだす

外に出ると 吐く息の白さにやっと 生きてることを実感できるけれど

閉じかけたクチビルの傷口が開くから 長く外にいることはできない


耳にあてたイヤホンから流れる 大音量のパンクはあいかわらず
ラブソングや
絵にかいたような青春や
くだらない毎日や
どうしようもない妄想や
喜びや
哀しみや
怒りや
愉しさを 歌ってるけど

歌えるだけいいよな
叫べるだけいいよな


パンクロックを聴いて
世界が真っぷたつに軋んだ
あの日からどれだけ経ったろう
叫び声をあげながら自転車こいだ
あの頃と何が変わったんだろう

僕はいつから
ただ受け取る側に来てしまったんだろう

こっちの世界だってたぶん
叫ぶにはじゅうぶん


あうあうあー
叫ばなきゃ
あうあうあー
伝えなきゃ
あうあうあー
とりあえず今は
クチビルの傷口を塞がなきゃ
あうあうあーーーー


05.1.25
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by basketworm | 2005-01-25 18:35 | ココロ

『キラキラ』

その、キラキラを僕にわけてくれない?

眩しくて近くにはいられないけれど
その、キラキラが僕は大好きなんだ

君のその、キラキラを僕にわけてくれれば
あの、星のように僕も光を放てるんじゃないかと…

だからお願い
その、キラキラを僕にわけてください

もし、それで君の輝きが少なくなって
うまく道を照らせなくなったら
そんときは二人で一緒にいればいいよ
二人でひとつ分のキラキラだけど
その、キラキラなら大丈夫

あの、星みたいに

寄り添ってキラキラ輝く
シリウスのように



05.1.13
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by basketworm | 2005-01-13 15:08 | ココロ

『少しだけ寒い夜 ~初雪~』

夜の街。誰もが誰かのやさしさを求め 笑顔があふれ
誰ものやさしさが 街を少しだけ明るく あたたかくする。

神様はそんな街 そんな人間達を見て 少しだけ笑う。
そして 神様は少しだけ 天使にプレゼントを託して 街を幸せでみたす。

はたして 天使は舞い降りた。
人々の上に幸せを抱え
天使は おどる。少しだけ寄り道をしながら
人々の頭から 人々の肩へ そして恋人達の手のひらの上へ。

寒さで猫背になってた人々は 少しだけポケットから手を出し 天使をうけとめようとする。
そして 空を見上げて 少しだけ元気になる。

この短い間だけ 街は少しだけ時間を止める。少しだけ街は静かになる。


そんなたくさんの 街や 神様や 天使達や 人々の “少しだけ” が集まって
また街は動きだす。少しだけやさしくなって。

90年代最後の冬。
小さな街から 少しだけ幸せがあふれてる。
そんな 90年代最後の冬の広島。小さくて あったかくて やさしい街に
僕の大好きな街に 天使は舞い降りた。
12月18日 少しだけ寒い夜。



99.12.18
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by basketworm | 2005-01-11 22:49 | ココロノヒキダシ

『夜空の名も無き星と夢』

この空にある、一番小さな名も無き星を
僕の星にしよう

僕は知ってる
こっからじゃ小さくてよく見えないけれど
近くに行ったらおっきくて
明るいんだもんね

今は誰も見向きもしないから
だからあれは僕の星!


今日胸にある、一番小さな名も無き夢を
僕のこれからの夢にしよう

僕は知ってる
今は小さくて忘れちゃいそうだけど
近付いたらほんとにおっきくて
輝いてるんだもんね

まだ誰も気付いてないから
だからこれは僕の夢!


たぶん明日になればもう少し
おっきく 明るくなってるはず


そしていつか
僕の星で
僕の夢で
みんなの笑顔を照らせたら
名も無きあの星にも
名も無きこの夢にも
僕の名前をつけてやるんだ!


「夜空の名も無き星と夢
     いつかこの手で
         名前をつける」

05.1.5
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by basketworm | 2005-01-05 04:17 | ココロ