<   2004年 11月 ( 16 )   > この月の画像一覧

『月』


同じスピードで動いて

じっと見つめてるだけじゃ

見えないんだね

君の背中



04.11.30
[PR]
by basketworm | 2004-11-30 00:57 | ココロ

『キーレスエントリー』


ああ
合い鍵を無くしちゃったから
合う鍵を必死で探してる

キーレスエントリーなんて便利な機能は
旧型だから付いてない

合え、鍵!なんて強引に差し込んだら ますます
合おうとはしてくれなくなるね

キーレスエントリーなんてくだらない機能は
新型だけど付けてない

開かない扉
開きそうにない扉
開くわけない扉
開けられない扉
開こうとしない扉

自分のクルマなのに…
中に入れない…

04.11.29
[PR]
by basketworm | 2004-11-29 16:44 | ココロ

『vertigo』

三角形の頂点に立つと確かに
見晴らしもいいし
すがすがしいけれど
その高さに
めまいがする
ふらふらして
不安定で
落ち着かない

だったら
もし 僕が 
そこまで行くことができたなら
そのときはあえて
頂点ではなく
その少し手前で止まって
頂点に腰かけて
ゆっくり景色を眺めよう
うーんって 背伸びとかしながら
頂点の少し手前でのんびりしよう


現実に そのスピードに その具体に
めまいを感じ 違和感をおぼえるなら
少し立ち止まって
うーんって 背伸びしてみるといい

現実のまっただ中には
現実感はない
あるのは めまいだけ
現実感がほしいなら
少し 手前で立ち止まることやね


02.6.25
[PR]
by basketworm | 2004-11-26 19:19 | ココロノヒキダシ

『翼』

この背中には、翼があると
ちっちゃい頃の僕は、何の疑いもなく信じていた。

何度も高い場所から飛び降りてみたけれど
飛ぶことなんて出来なかった。
だから今度は高く、もっと高くジャンプした。

どれだけ飛んでも月や雲には届かないから
あるとき気づいた。
この背中には翼なんてないんだ…。


けれど、やっぱりあきらめきれない。
今になって、今さらだけど。

まだ見えないだけかもしれない。
自分じゃ背中は見えないから。

だからいつか、ほんとに飛べるんじゃないかって思ってる。
今はちゃんと、目に見えないものを信じている。

だから、たぶん、だいじょうぶ。
心配しないで。
見えないけれど、ちゃんと感じてるよ。


04.11.25
[PR]
by basketworm | 2004-11-25 19:59 | ココロ

『羽のない天使』

星がひとつ 窓の外に
ためいきひとつ 虫の声の夜
そこから見えますか?
窓の外の星と 虫の声とためいき

長そでのシャツを通り抜けてやって来る 秋の夜
音もなく星を包む
そこにもありますか?
秋の風と 音のない寂しさ

細い目と 小さなとがった耳の 羽のない天使
屋根にすわって 飛べない夜を見つめてた
気がつけば やさしい声で歌いだしてる
そこにも届きますか?
切なくて切なくて どうしようもない気持ちの この歌
月のない今日 星たちは精一杯のボリュームでうたい
負けないくらい やさしい歌 天使の歌
届かない星たちを数えて 細い目のはしに輝く 小さな ほんとに小さな天使の星


星がひとつ 屋根の上に
そこから見えますか?


月のない今日 羽のない天使には 多すぎる届かない星
ためいきは歌になり 夜にとけて 風にのって そして
そして それは そこにも届くはず
やさしい歌 天使の歌 負けないくらい 強い歌

だからもう少し 息をひそめて 待っててください


99.10.1 
[PR]
by basketworm | 2004-11-22 16:58 | ココロノヒキダシ

『ライン』

ほら

おいで


なかなか勇気がでなくて

越えられないなら

手を貸すよ?

なんなら一緒に

渡ろうか?


焦らなくてもいいから

勇気がまんたんになったら

せーので ぴょんって

飛んでみよっか



04.11.22
[PR]
by basketworm | 2004-11-22 01:25 | ココロ

『流出2』

鼻水が止まらない


胃袋の中が全部鼻水な気がする

体液が全部鼻水な気がする

脳みそがいつの間にか鼻水とすり代わってる気がする


………………。


じゃあ なにか?

俺は鼻水でできとるんか?
俺は鼻水か?


止まらない鼻水は

俺の流出か??


んなわけない


って

どうして言える


俺は俺のカラダの中を

見たことない

俺は俺の中を

知らない

俺は俺を

知らない


鼻水……


……ぐすっ


止まれ

俺の流出



04.11.19
[PR]
by basketworm | 2004-11-19 04:24 | ココロ

『流出』

少し前から 左のこめかみが痛くて
なんだろうってぐりぐり触ってたら
血が止まらなくなった

これはまずいと思って
傷口を指で塞ごうとした

傷口を塞ごうとして
こめかみにあてがった 人差し指は
するすると 第二関節まで
のみこまれた

どこまで入るかやってみたくなったけど
結局 指の付け根まできたところで
怖くなってやめた

この状態で指を曲げたらどうなる?
抜いたらどうなる?

気になったからまず 曲げてみた
左脳の意外なほどのやわらかさに 驚く

次に勢いよく抜いてみた


すると 突然
左のこめかみの 直径1cmの穴から

僕のすべてが一気に流出し始めた
すべての僕が一気に流出し始めた


叫ぶけれども声にはならず
押さえてみても僕の流出は止められない



ぺらぺらになった僕は
必死で僕をかきあつめる




こんな夢をみた。


04.11.16
[PR]
by basketworm | 2004-11-16 16:42 | ココロ

『レンガの壁』


自分の周りに レンガを積み上げ続けて

「いつのまにかできてた」

なんて言ってるけれど

まだ、心配なの?


出来上がった壁の内側に

またレンガを積んでる


自分の範囲が狭くなって

うまく動けなくなるよ?

って

言ってもなかなか聞こえないんだよね


なんなら 思いっきり蹴飛ばして

外からぶち壊してやろうか?

一緒にホコリかぶって

笑いとばしてやろうか?



だけど

僕の勇気と チカラ

君のその壁をぶち壊すには

まだあと少し

足りないみたい…


04.11.15
[PR]
by basketworm | 2004-11-15 17:16 | ココロ

『今』

カレンダーも 残りわずか1枚になって
銀杏のはっぱが 地面にしきつめられてる。
ほんの1、2週前には
ライトに照らされた黄金の「花」を見て感動したのに
今日は黄金の「道」を歩いてる。


物事はすべて 時とともに移りゆく
すばらしいと思う瞬間は もう戻らない。
いくら安定していると思っていても
風のひと吹きで
わずかな震動で
簡単にくずれさる。


かくして 枝から離れた銀杏のはっぱは
自由を得たと思ったのも つかの間
すぐに また自由を失う。
人に、犬に、猫に踏まれて
金色だったその姿は
しだいに褐色に
みにくい色へと変わっていく


世界における時間は 不可逆に流れる
先のことなどわからない。
よかれと思って行動しても
必ずしもいい結果が残るとは限らない。


すばらしいと思う瞬間は もう戻らない。


今 愉しいと感じるなら
今を 精一杯感じようと思え。




01.11.26
[PR]
by basketworm | 2004-11-11 21:08 | ココロノヒキダシ