『コーヒー缶』

両手でにぎりしめた

あったかい缶コーヒーを

ごくり

ごくりと

飲み干して

空になってもしばらくは

この手に残る温かさ


けれどいつしか

コーヒー缶は

冷たく

冷たく

冷え切って

僕はもう

手放すことしか

できなかったんだ

確かにあった温もりは

やがて

いつしか

知らぬ間に

この両手から

無くなった



06.11.18
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by basketworm | 2006-11-18 20:10 | ココロ


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