『遥か、彼方』

遥か、彼方
眠りにつく星の向こうで
あくびをする太陽

夜更かしの太陽は
明日の予定も気にせず木星と語らう


遥か、彼方
目を覚ました月は
慌てて化粧を始めた

寝坊した月は
火星に見られなくないと言い
顔の半分を隠している


遥か、彼方
夢を見ていた昨日は
忘れられまいと必死に輝く
たまに間違えて
辛い思いも目立たせてしまいながら


遥か、彼方
順番待ちしてる明日は
我慢できなくて今日に言った

「明日には笑えるから
めちゃくちゃ笑える事が起きるから」

明日に耳打ちされた今日は
今にも泣きそうな顔を上げて
笑って言った


「それなら早く僕は行かなくちゃ」


そうして今日は
ゆっくりと歩きだした

遥か、彼方へ
太陽と月が待つ場所へ


遥か、彼方
明日が生まれ
今日が死に
昨日に変わる

その場所へ




06.4.1
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by basketworm | 2006-04-01 20:58 | ココロ


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